【体の居場所をつくる ~心理士の読書日記No.17~】

診断名のつかない痛み。
言葉にならないつらさ。
「こうすればよくなる」という正しさだけでは、たどり着けない場所があります。

その苦しみは、誰かに説明するためのものではなく、まず自分自身が、少しずつ出会っていくものなのかもしれません。

私たちは、自分の体の声を、どれくらい聴いているのでしょうか。

「私は、本当はどう感じているんだろう。」
そう問いかける時間は、
誰かに理解してもらうためだけではなく、自分が自分の居場所を見つけるための時間でもあります。

回復は、きれいな一本道ではありません。何度も立ち止まり、揺れながら、自分だけの言葉を探し続ける営み。

正しさだけでは、人は救えない。だからこそ、
体にとっての居場所を。
心にとっての居場所を。
一人ひとりが見つけていくことには、大きな意味があるのだと思います。

画像ネタ元『体の居場所をつくる』/伊藤亜紗 著

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