忘却と学習の狭間で
知らなかったことや、新しい方法を学んで、「それならうまくいきそう」と意気込み、期待する。
研修に参加したり、本を読んだりするのは、仕事や生活をよりよくしたいという目的もあります。
ところが、結局は、学んだはずの知識や方法が活かされずに、今までと同じようなことを繰り返している。人間は、忘れるという才能があるのです。そのうえ、新しい方法より、慣れ親しんだ方法を優先しやすい。学んでは、忘れ。忘れては、学び。
だから、一回で習得しようとしない。忘れたことに落ち込まない。
学習は、返し縫いで、ちょっとずつ進んでいく。その方が、仕上がりも丈夫なものになりそうです。
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